スポーツをやっている人はバセドウ病に気がつきにくい?!

 

私は今年の六月中旬ぐらいからバセドウ病甲状腺機能亢進症)の治療をしています。

自分の家族や親戚、友達にこの病気の人がいるという人も少なくないと思います。

サッカーの本田圭佑選手や歌手の絢香さんもそうですよね。

私はこの病気になるまで、バセドウ病の存在すら知りませんでした。

しかし、バセドウ病になってからは、私のバイト先の店長や同じ高校の人など周りにたくさんいて驚きました。

それほど誰でもなりうる病気なのです。

 

自分の体がおかしいなと思い始めたのは、今年の二月くらいでした。

私はスポーツをしていますが、この時から少し疲れやすいなと思い始めました。

しかし、様々なことが重なり、すぐにバセドウ病だと気がつくことが出来ませんでした。

 

私は部活動に所属していますが、コロナウイルスの影響で二月の下旬くらいから学校での練習が出来なくなり、一人で自主練習をする毎日だったので、自分が走れなくなっていたことに気がつきませんでした。

また、12月くらいから月経が来ていなかったことのせいで体調がすぐれていないのだと思いました。

産婦人科に行きましたが何も異常はなく、薬をもらって月経周期を整えることが出来たのでもう大丈夫だと思い、今まで通り練習をしていました。

バセドウ病が原因で月経不順になるということは後から気がつきました。

 

緊急事態宣言が解除されてから部活の練習が再開すると、すぐ息が上がって走れなかったり、体が重くて集中できなかったりしましたが、自粛期間中の私の練習不足であると思いました。

バセドウ病は息が上がったり、汗をかいたり、すぐ疲れたりするのが特徴です。

スポーツをやっていたらもちろん疲れるし、汗もかきます。

しかし、今思えばいつもより汗をかいていた気がします。

私は普段から汗っかきなので、六月になり気温が高くなったからだと思っていましたが、、、(笑)

 

周りの人たちも私の変化に気がつき始め、私のチームメイトの一人が「元チームメイトに貧血で同じ症状の人がいたから、採血してみたら?」と言われました。

私はこの言葉を言われなければ、きっと病院には行かなかったでしょう。

この子に感謝です!!!!!!!!!!!!

私は以前血液検査をしたとき貧血気味だと言われていたので、このことに納得しました。

私は内科に行き、採血をして薬をもらえば大丈夫だと思っていましたが、

バセドウ病の可能性があると言われ、次の日大きな病院で検査したらバセドウ病だと診断されました。

 

バセドウ病は普通、動悸がすごく、寝てても走っているくらい消費するのでかなり疲れるはずですが、私は小学二年生から現在(大学生)まで長くスポーツをしているので、

そのような症状は出にくいとお医者さんに言われました。

 

このようにバセドウ病はスポーツをやっている人の方が気がつきにくいかもしれません。

もしスポーツをやっていないのに、いきなり大量の汗が出たらすぐおかしいなと気づくはずだからです。

いずれにしても、どんな症状でも少しおかしなと思うことがあったら早めに病院へ行くことをお勧めします!!

 

その後の経過については、また書こうと思います。

 

”どんなトンネルにも出口はある”

頑張って生きよう!明日も!