私のお気に入りの本
今週のお題「読書感想文」
映画でやっていていたので、気になって購入してみた。
娘がプールでおぼれてしまい、突然”おそらく脳死”と判断され、
移植するのかしないのかの決断で、
最終的に移植をしないことを決めたが、
その後母親の精神は不安定になっていく。
「死」とは何なのかを考えさせられる本だ。
脳死を「死」と捉えるのか、
心臓が動いているから、生きていると捉えるのか。
日本では、心臓死でない限り、「死」と判断されない。
もし自分の子供がこのような状況になってしまったとしたら、
臓器提供を待っている人の為に、
私は臓器移植を決断するのだろうか。
心臓はまだ動いているのに。
どうしてあげるのが正解なのだろうか。
私はこの本を読んで、何度も号泣しました。
登場人物のそれぞれの気持ちを考えるほど、胸が痛くなりました。
泣きたい時にこの本を読んで欲しいです。